「ハロウィン例会」と題された今日この夕べ。
少なめの参加者。「仮装してくる人いるのかな?」そんな私、TMOE(司会)の心配をよそに、多くの人が仮装し、盛り上がり、楽しいパーティになりました。
なかでも際立っていたのは、念入りにゾンビメークをしたテーブルトピックスマスター・K山さん。恰好だけでなく、声色、動作までゾンビになりきる!会場は「恐怖の墓場」と化しました。
次々に血祭りにあげられる犠牲者たち(注:指名されたスピーカーのこと。笑)。ちょっとしたショーでした。
印象的だった犠牲者のひとり、Iさん。話が終わり、制限時間の緑札が出るまでしばらく、無言で立っていました。凛とした存在感ある立ち姿に目を離せません。スピーカーのIさん「わたし」と、観衆「あなた」たちの間に、充実したやり取りが交わされていたように感じました。赤札が出るまで、続けてほしかったような。笑。
他の人だったら全く違う空気感になるんだろうな。「無言で皆の前に立つ。」そんなコーナー、面白くてタメになるかも?題して「スピーチレススピーチ」笑。
さて例会のヤマ、準備スピーチです。スピーチには、自分のことを具体的に話す「わたし」と、聴く「あなた」へ伝える意思・配慮が同時に必要だ、という考えが浮かびます。何を当たり前のことを?ですが、3人のスピーチの中に、それが明快に見えたのです。
一人目のスピーカー。今の「わたし」の仕事ぶりを、さらりと紹介します。“やらなくていいことはやらない。やらなければならないことは手短に。”がモットーだというTマー君。
ユーモアで会場の空気をつかんだ冒頭に続くテーマは、徹底して具体的で合理的です。だからこそ「明日からでもそのやり方やってみたい!」と「あなた」に思わせるスピーチになりました。
二人目のスピーカー。数年前、うつ病を患った「わたし」の体験を語るT(り)さん。重くなりがちな話を、深刻にならずに、落ち着いて淡々と話します。それができるのは、苦労した自分に浸らず、「あなた」という他者を意識し、伝える意図をしっかり持っていたからかもしれません。
回復のきっかけになった行動のひとつが部屋の掃除、というのが具体的で心に残ります。自分を見つめることの大切さを伝えました。
三人目のスピーカー。10年ほど前の「わたし」を語ります。なんとハロウィンにピッタリの金縛り・幽霊体験!それを自分の意思で克服した話。ゴーストバスターズの仮装に身を包んで熱く語るA國さん。力づくでバッ!と金縛りをふりほどいた様子をジェスチャーで再現。
ハロウィン例会に参加している「あなた」を楽しませよう!強い気持ちが大切だと伝えよう!そんな意思が明確に見えた、パワー溢れるスピーチでした。
日々の生活に不可欠な「わたし」と「あなた」。そのことを意識せざるを得ないスピーチ経験は、様々な場面でのコミュニケーションに役立つだろうと思います。ぜひ皆さんもいちど、スピーチ体験、してみませんか?
次回例会は11/11(土)17:30〜19:30。
たくさんの見学者の参加、お待ちしています。
各受賞者で記念写真!
仮装したヤツ、みんな集まれ〜
例会の後は、いつもの居酒屋へ。
今日はさらにカラオケボックスへ!
♫飲んで 歌って 夜はふーけーるー♪