第187回市川スマイルトーストマスターズ例会記録

今回の例会はクラブコンテスト!

 

トーストマスターズでは1年に2回、コンテストが行われます。(来年からは年1回)

上位入賞者はクラブ→エリア→ディビジョンとだんだん大きな区分でのコンテストへと進み、

日本語ではディストリクト(全国区大会)で優勝すれば日本一!

英語大会ではさらに国際大会へと夢の広がる、そんなコンテストです。

ちなみに去年は、わがクラブからM永さんがディストリクトコンテストに出場され、大いに盛り上がりました。

 

さて今回のコンテストのテーマは、「ほら吹きスピーチ(トールテール)」です。

「何それ??」と思われる方も多いと思います。このテーマ、4年に一度しか行われないので

クラブ会員にとってもなじみのないものです。

トールテール、元々は合衆国での西部開拓時代、開拓者たちがキャンプファイヤを囲み、酒を飲みながら

大げさなほら話で盛り上がったのが発祥だとか。

このコンテストも、いかに大げさにあり得ない話をするか、を競うものとなっています。

 

コンテスト委員長であるわれらが会長H松さんの挨拶からスタートです。

今日はネクタイ姿で若干緊張の面持ちでもそこはそつなくコンテストを進行されました。

 

コンテスト審査委員長はエリアディレクターのS山さん。

早速ほらを交えてのコンテスト案内。

 

さあコンテスト開始、今回のスピーカーは4名です。

 

Mi井さん テーマ「視点」

M井さんが開発した不思議な視点メガネ。はるか遠くの星々がくっきり見え、地球の裏側も、

人の心も自分の心も見通せる凄いとのこと。でも人の心が見えるというのは、「うそでーす」と

M井さんらしい不思議ワールドが広がります。「視点」と「四点」をかけていたそうですが、

3つ目、4つ目は心の中というのが面白いです。

 

O室さん テーマ「あの椅子にまつわる、本当の話」

俺は「ハレー彗星」76年ぶりの地球とあいびき。娘が生まれて、幸せな日々。でもいつかグレて。。。

O室さんはクラブではラップスピーカーとして有名なのですが今日も韻を踏みつつリズミカルにほらの情景を紡ぎだします。

聴衆から笑いを取りつつ、父の愛情がちょっと切ない、そんなお話でした。

 

T中まさん テーマ「採用面接」

テーマから、就職活動中の大げさなお話が展開されるものだと思ったら、なんとファンタジーなお話。

王国に現れた山より大きなドラゴンを倒すため、国王が勇者を採用面談します。

勇者も国王も武勇伝をふかしまくり、落ちもなるほどーと納得のほら話でした。

 

A国さん テーマ「言葉のないコミュニケーション」

英会話をわかったふりだけで、ケンブリッジ大学をご卒業されたA国さん。

相手の雰囲気を察し様々なわかったふりリアクションで乗り切られたそうです。

その内容の研究を重ね、ノーベル賞候補にまでなられとか。

外国語あるあるから広がるほら話、大いに楽しませていただきました。

 

採点集計中、スピーカーへのインタビューがMu井行われました。

スピーチ制作の裏話や座右の銘などがうかがえました。

お二人の方の座右の銘が理由は違えど「Stay hungry, stay foolish. 」と偶然の一致。

 

さて今回の入賞は

1位 T中まさん

2位 O室さん

 

おめでとうございます!お二人ともエリアコンテスト応援しています!

 

このあと、今回のゲスト、日本橋TMCのS蒲さんより

入賞されたほら話をご披露いただきました。

銀座No1ホステスで潜入捜査官でもあるS蒲さん。TMCあるあるを交えつつ、

華麗なアクションで犯人を捕まえられました。

軽快かつ周到なセリフ、多彩な演技、声色の使い分け、お話の展開と

素晴らしいスピーチでした。

 

さらにこの後、コンテスタント応援コーナーとして、

スピーチをどう準備されているか、皆でお話しました。

キーワードをかいつまんでご紹介します。

 

・活舌の練習「外郎売りの口上」

(Lビタさん暗唱できてる!)

・スピーチはとことん練習派

 録音した声を自分でずっと聞く

 パートごとにとことん練習

 カラオケ借りてひたすら練習(なんと100時間)

 お風呂中や自転車通勤中に練習

・一人の練習が恥ずかしいのでやらない派

・ボーカルバラエティは、その人になりきる、やる気、覚悟

 ボーカルバラエティをやらないとなりきらない内容で

 自分を追い込む

 

皆さんそれぞれの練習方法が参考になりました。

 

最後ゲストコメントにてTハオさん、入会宣言!

次回入会式の予定です。

 

そんな次回例会は9/9(土) 17:30よりI-linkで行われます。

ご興味のある方はぜひ足をお運びください。

 

以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!