8月8日に市川スマイルトーストマスターズクラブの第138回例会が開かれました。
今回の例会は、行列のできるワークショップとして有名なJ見さんの論評ワークショップです。
いつも通りたくさんのゲストさんを迎え、大盛り上がりでした。
さて、本日のトーストマスターは会長のA國さん、時間コントロールの難しい今回のワークショップをうまく切り盛りしていました。さすがです。
メインの論評ワークショップでは、前回よりパワーアップしたワークショップを
体験させていただきました。サブタイトルは「ハートに火をつけろ!」。
論評者はスピーカーのハートに火をつけるようにやる気にさせ、次のスピーチに繋がる存在で無くてはならないと改めて感じました。
今回は、前回と異なり、論評されたときに何が一番嬉しかったか?などのいくつかの問いに対して話し合う時間が設けられました。
一人一人感じ方も異なる部分があり、新鮮な意見交換ができました。
このような新しい試みが、複数回参加している方にも飽きさせない工夫となっています。
そして、J見さんの気づきのきっかけとなったエピソードには毎度のこと感動します。
四年前の論評コンテストでの体験から、自分のための論評ではなく、スピーカーのために論評するんだ!
と固く決意したエピソードです。
J見さんが会長として長年クラブを支えていたこともあり、その考え方はクラブに浸透しています。
続いて、論評ワークショップが終わると準備スピーチのコーナーです。
本日は論評の練習のため、一人のスピーカーに対して、5人の論評者で挑みます。
スピーカーはベテランメンバーのT田さん。
タイトルは「子供との銭湯恐怖体験」です。
キャンプ場近くの銭湯に息子さんたちと行ったときの話を面白おかしく話されていました。
なぜか人の近寄らない露天風呂、そこに一組の親子。
そのお父さんの背中に描かれていたものとは・・・!?(あとはご想像にお任せします)
アンコールしたいほどに笑いに溢れた内容でした。
そして、さすがベテラン!と思わせるテクニックの数々、役割ごとに考えられた声の出し方、情景が浮かぶような言葉の選び方、わかりやすく大きなボディランゲージ、笑いを交えながらどんどん聴き手をひきつけます。
さあ、そのスピーチに対し、5人が論評していきます。
シンキングタイムは休憩の5分しかありません。
論評の部の総合論評は、いつも元気いっぱい自称ハイタッチ協会会長のM田さんです。
論評者の背中を押すように元気に盛り上げます。
一人目は、初論評のM永さん。
初の論評とは思えない落ち着いた論評でした。
伝え方も論評ワークショップで得たものを活かし、
構成力のある論評でした。
M永さんの人間性が伝わる温かみのある論評でした。
二人目は、いつも活力に溢れ熱い夏男のI上さん。
どんどんと聴衆に迫ってくるようなパワフルな論評でした。
ボディーランゲージの見せ方も聴衆を引きつけます。
まるで、もう一つのスピーチを見ているようです。
三人目は、広報担当のH松が担当します。
T田さんのスピーチの良さを皆に届けたい!
そんな思いを込めた論評でしたが、残念ながら時間切れでした。
論評の制限時間は3分30秒以内です。構成だけでなく時間配分も考えて伝えなければなりません。
四人目は、スマイル王子のK地さんです。
いつもの笑顔と冷静な分析力を今回も発揮します。
K地さんからは「論評も練習が必要です。」とアドバイスをいただきましたが、その言葉通りスムーズに流れる気持ちの良い論評でした。
普段から努力されているのだなと感じました。
五人目は期待の大型新人のC念さん。初論評二人目です。
総合論評のM田さんが、「初めてですよね?」と聞いてしまうほど、落ち着きもあり、構成力のある論評でした。目の付け所が素晴らしく、誰もが今後に期待する論評でした。
最後は受賞者発表です。
・頑張った大賞 :J見さん
・最優秀論評賞 :M永さん、I上さん
・テストスピーカー :T田さん
次回は、2015年8月22日(土)の18時15分より、JR市川駅の市川市I-linkルームにて行います。
見学無料で、随時受け付けております。お気軽にご参加ください。
※次回は論評コンテストのため、通常のプログラムと異なります。